遊び心をぶんだんに散りばめた、渓流沿いに佇む山荘
“日本一星が見える場所”として有名な長野県下伊那郡阿智村。その山深き渓谷の清流のほとりに、Iさん別荘は威風堂々と建っている。幼い頃からログハウスのオーナーになるのが夢だったというIさんは、それだけに建築に際して多くの希望をもっていた。中でも重要なのは、「遊びの要素を取り入れたい」「仲間が集まれる場所にしたい」という2点は大きなテーマだった。
そこでデッキはオーバーハング、LDKも約60㎡と広く取り、ホームシアターや10人が座れる大きな囲炉裏、暖炉やバーカウンターを設置した。別棟の露天風呂からは阿智村ならではの満天の星を眺めることができる。さらに大勢の来客でも寝泊まりできるよう、2階には約28㎡フリースペースを設けた。一度に30人も泊まったこともあるそうだ。「ここにいるだけで幸せ」と語るIさんの、長年の夢をかなえるログハウスとなった。