ポリシー

木々礼讃

人はどうして、「木」に囲まれていると心が安らぐのでしょうか

人と地球環境を守りながら、暮ら
しを紡ぐログホーム

自然の一部であり、大地に戻っていく「木」。

100年以上の歳月をかけて、寒さ厳しいカナダの大自然が育んだ極太丸太。その希少な地球の資源をふんだんに使い、がっしり組み上げたベルウッドのハンドヒューン・ログホーム。人の手により創られた家でありながら、自然の一部、自然そのものと言ってもよいでしょう。いつの日か、役目を終えることがあっても、丸太はリサイクル、リユース、さらには燃料として活用され、最後は大地に戻っていきます。地球の大きな循環のなかで、丸太は転生を繰り返す天然資源であり、ログホームは生態系の一部なのです。

「木」の呼吸が、暮らす人に安らぎと健康を。

ログホームに一歩足を踏み入れると、だれも感じる清々しい木の香り。それは樹木が発する「フィトンチッド」という揮発性物質によるもので、自らを守るために抗菌、防虫、消臭作用があることで知られています。また、フィトンチッドの成分は人にとって安らぎをもたらし、リラクゼーション効果があることが科学的にも分かっています。丸太はさらに、湿度が高いときは湿気を吸収し、乾燥しているときには木の内部の水分を放出する、天然のエアコンのような働きをします。夏は涼しく冬は暖か。「木」の呼吸とともに、一年を通して快適に過ごすことができるのがログホームなのです。

CO2を吸収し、「木」は地球にやさしい。

「木」は、地球温暖化の原因の一つであるCO2を吸収し、酸素を排出して成長します。また吸収したCO2は、炭素として内部に固定するので、伐採されても丸太からはCO2は放出されません。丸太一本ずつにCO2を閉じ込めたログホームは、まさに「一軒の森」のようなもの。ログホームを選ぶことは、自分や家族だけでなく、地球にもやさしい選択です。

ベルウッド・ログホームの「木」は持続可能なカナダの森から

森を愛するベルウッド・カナダとともに30数年。

カナダは世界の総森林面積の約10%の森林を有し、その広さは4億200万haにものぼります。ほとんどの地区が森林保護の対象に指定されており、壮大な森林の恵みを大切にするために、日々持続可能な管理が行われています。ベルウッドでは設立以来30年の長きにわたり、重要な丸太の調達やログサイト(加工場)の役割を、現地のベルウッド・カナダが担っています。丸太の原木の一本一本は、彼らにとって愛すべき大切な森林資源。カナダの森に感謝の想いを込めつつ、刻み、組み上げています。

ベルウッドカナダの制作イメージ

長年の信頼がもたらす最高品質の極太丸太。

ベルウッドが使う丸太は、含水率が低く、木の狂い、変化の少ない「冬刈り材」のみ。さらに年輪がぎっしり詰まっていて、テーパー(丸太の末口と元口の差)が少ないものだけを使用しています。数に限りはありますが、口径は極太の40~60㎝以上。こうしたベルウッドの丸太への厳しすぎるほどの基準、そしてこだわりに、独自のルートを駆使して応え続けていてくれているのがベルウッド・カナダです。遠く太平洋を越えて、長年互いに培った信頼関係が、どこにも真似できない高品質で圧倒的な存在感のあるベルウッドのログホームを支えています。

ベルウッド・
ログホームとは

習熟した技と眼で創り出す、唯一無二の家

カナダの大自然が育てた原木から、極太の丸太を厳選。

ログホームの建設は、原木の選別からはじまります。40年以上経験を持つベルウッドカナダの目利きのログビルダーが、口径の標準的サイズが平均40cm〜60cmの丸太を厳選しています。存在感のあるハンドヒューン・ログホームを創り出すことができるのは、丸太の太さにベルウッドの基準を設け、条件に合った木材を確保しているからです。

精度の高いノルウェジアン・ノッチ加工。

ハンドヒューン・ログホームは、ログ(丸太)を組み上げるときに、一本一本交差させるノッチ(交差部分)の加工精度が大きく左右します。ベルウッドは、熟練した職人が精密にカットした箇所を、上下4面でガッチリかみ合わせるノルウェジアン・ノッジ加工を採用。校倉造りと似た構造で、時を経ても強度を保つことができます。

31年の実績が、耐震性を証明。

2011年3月11日に発生した東日本大震災。福島県、宮城県、山形県、青森県に建設したそれぞれのログホームを調査させていただきました。幸いにも、建物には被害が認められませんでした。
その後、2014年11月22日に発生した長野県神城断層地震。白馬村、戸隠に建設したログホームを調査させていただいた結果、その被害は軽微でした。いずれのログホームも、地震に強い建物であることが実証されました。

高温多湿な日本の気候、風土に適した家にするために。

カナダで生まれたログホームを、いかにして高温多湿の日本の気候、風土に適した家にするか。ベルウッドでは数多くの実績から、独自のノウハウを積み重ねてきました。特に傷みやすい床下は、通気に配慮し、土台の防腐も念入りに行っています。極太丸太を支える基礎は、必ず現地地盤の強度測定を第三者機関に依頼し、その地盤強度データに合わせ、厚み、鉄筋量を考察し、耐震性の高い頑丈な基礎を造っています。ログホーム特有のセトリング(ログの乾燥や重量によって壁面が沈み込む現象)を想定した対策なども、きめ細かく行っています。

全て自由設計。お客様とともに。

ベルウッド・ログホームは、一棟一棟がオリジナルデザインです。お客様が、ログホームに抱いてきた夢やこだわりを何よりも大切にします。百人百様いろいろなご希望があります。それを聞き細部にわたって話し合い、ご納得いただけるまで何度でも図面を描きなおして、一緒にプランを練り上げて具現化していきます。

将来を見据えたバリアフリー対策。

バリアフリーを取り入れ、玄関までのアプローチには、段差を無くしてゆるやかな傾斜のスロープを造り、ご高齢の方や車椅子を使用される方が、安全に移動できることを考慮しています。室内には昇降がラクにできる便利なホームエレベーターや、浴室もご高齢の方が使いやすい設備を付けるなど、実績に基づきライフスタイルやご希望に応じて設計いたします。

バリアフリー対策を施した 軽井沢K邸

カナダの経験豊富な熟練したログビルダーたち。

ベルウッドのログの加工は、カナダでも有数の熟練したログビルダーたちが手がけています。ハンドピーリングという手作業による丸太の皮剥きに始まり、チェーンソーでの丸太加工、組上げを精緻に行います。彼らも妥協を許さない「チーム ベルウッド」の大切なメンバーです。

「日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー」を最多11回受賞。

「日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー」は、ログハウスの専門誌※を発行する出版社が主催し、建築・デザイン・環境などの専門家や読者の方がたによって選ばれる名誉ある賞です。毎年、全国から主要メーカーが代表作を出品して参加。ベルウッドは、主にハンドカット工法部門において高い評価をいただき、受賞歴はこれまでに最多数となり、賞を11回獲得しました。(※平成31年をもって休刊)

建ててからが本当のお付き合いです。

ログホームは生きている建物。完成してからのお手入れも大切です。セントリングの処置、建具やボルトの調整、外壁やデッキの再塗装など、さまざまなメンテナンスが必要です。「ベルウッドは建ててから本当のお付き合いが始まる」をポリシーに安心のメンテナンス体制を整えています。

一貫して
ベルウッドが担当する
安心な管理システム

お問い合わせ
資料のご請求、質問などお気軽にお問い合わせください。
お打ち合わせ
お客様の希望プラン、完成時期、予算建設地の状況などをお聞きいたします。できれば当社の作品を実際に見学していただきます。
ラフプラン
作成
お打ち合わせの内容に基づいて、平面図、立面図を無料で作成し、概算見積をお出しいたします。
現地調査
建設地の状況、周辺環境、法的規制等を実際に調査し、確認いたします。
設計図・
見積書の作成
ラフプランをさらにお客様のご要望を加味して、設計図、仕上表、正式な見積書を作成いたします。
ご 契 約
最終的な仕様を決定し、お見積もり内容を確認した上で、ご契約いただきます。この時点でお支払い計画や引き渡し時期が決定いたします。
建築確認申請
建築確認が必要な場所では、着工の前に申請手続きを行い、役所の確認をとります。申請手続きは当社が責任を持って代行いたします。
ログ加工
ベルウッド・カナダのスタッフとの綿密な打ち合わせの後、ログ加工が始まります。
ログ加工期間中に現場では基礎工事を行い、1階床の床組工事も終えておきます。
仮組み・検査
ログサイトで仮組みされたログホームのノッチなどの加工精度を厳密にチェック、合格したら、防カビ剤を塗布。コンテナで日本へ。
現地での組み上げ(上棟)
カナダよりコンテナで輸入された材を現地に搬入し、一本一本クレーンを使って組み上げていきます。作業には数多くの経験を持つベルウッド・ビルダーズがあたります
内・外工事
屋根工事・大工工事、塗装工事、給排水工事などをベテランの職人によって行います。この時に職人のノウハウやアイディアがいかされてきます。
完成・
引き渡し
仕上げをきめ細かくチェックした後、いよいよお客様にログホームをお引き渡しいたします。